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■28 回日本基礎造形学会熊本大会のご案内:第一報

大会事務局:星加民雄

新年あけましておめでとうございます。今年の熊本は、昨年の地震が嘘のように晴れ渡り、雲海広がる阿蘇連山の初日の出で始まりました。
思えば昨年は秋田での大会でした。東北(秋田)から熊本へ。震災による被災地縦断となる大会会場引き継ぎとなりました。第28 回大会は2004 年の開催場所と同じ崇城大学で開催します。しかし昨年4月の熊本地震の影響で、本学も多大な被害を受け、現在も多くの講義棟に足場が組まれています。大会時期も復興最中の開催となることが予測されますが、よろしくお願いいたします。作品展の会場は市内中心部の崇城大学ギャラリーを利用することになります。1週間の展示期間を設け外部への発信もしていく予定です。エキスカーションでは、被災地域の象徴でもある熊本城、ならびに町がほとんどなくなった益城町の現場も見学コースに組み込む予定です。
大会開催内容の詳細は次号会報でご案内する予定ですが、基調講演は「基礎造形要素としての視点位置」をテーマに進めていく予定です。表現者の視点と視覚理論、応用表現への可能性など基礎造形学会の特徴を全面に出した内容にしていきたいと考えています。
復興最中の開催で、十分なおもてなしができるかどうか不安なところも多々ありますが、多くの会員のご参加を心よりお待ちしております。

■第28 回日本基礎造形学会熊本大会
〇会期:平成29 年9月9日(土)、10 日(日)
〇大会会場:崇城大学(講演会場、発表会場は未定)
〇基調講演テーマ:基礎造形要素としての視点位置

■第28 回日本基礎造形学会熊本・作品展
〇会期:平成29 年9月5日~10 日(9月4日:搬入、展示)
〇会場:崇城ギャラリー(熊本市花畑町/市内中心部)床面積330 u



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