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■第22回大会(新宿大会)を終えて

会長:藤本修三

 10月1日(土)2日(日)の両日、新宿の日本電子専門学校で第22回大会が開催されました。初日の基調講演に先立ち韓国からの朴会長の挨拶に引き続き、八木竜一氏による公開前の自作品の紹介を兼ねた驚異的なCGの世界の興味深いお話と、さらには宮下勉氏による「Augmented Reality(拡張現実)普及に向けた活動に関して」の講演がありました。これまで本学会が行なってきた基調講演の内容とは少し趣が違っていましたが反面新鮮さもあり、一般公開された会場には多数の学生達の参加もあり、さながら講義のような雰囲気でした。引き続き場所を少し離れた7号館に移動してのギャラリートークは、五十嵐先生の司会進行で穏やかな中にも緊張感ある発表がなされました。また別会場では特別展示と韓国からの218点にも及ぶ作品が出品されて充実した展示となっていました。
  そして舞台は懇親会へと続き、久しぶりに会う会員との楽しい時間を持ちました。
2日目は、3会場に分かれて、午前中は19の口頭発表を行い、昼食をはさみ、午後に総会・表彰式を行いました。総会・表彰式では、学会賞(朝倉賞)には穂積穀重先生、研究奨励賞には後藤雅宣先生にそれぞれ賞状と記念品が贈られました。次回大会は九州産業大学(三枝孝司大会実行委員長)にて行うことが報告され、終始和やかなうちにも無事大会を終えることができました。これもひとえに五十嵐淳之大会実行委員長はじめとする実行委員の方々と、ご協力いただいた日本電子専門学校の皆様のおかげと感謝し、改めまして御礼申し上げます。

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