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■第20回記念大会(あいづ大会)を終えて

会長:藤本修三

 9月12 日(土)、13 日(日)の両日、日本基礎造形学会第20 回大会が会津大学を会場に開催されました。折しもバウハウス設立90 周年と重なって、大会初日のシンポジュウムはメモリアル・シンポジュウム「基礎造形教育の源流〜バウハウスとその影響、そして未来へ」のタイトルで行われ、コーディネーターは当学会会員の本村健太先生にお願いし、パネリストにはやはり当学会員でバウハウス及び基礎造形の研究をされている石野眞先生、稲垣行一郎先生、庄子晃子先生、常見美紀子先生にそれぞれの視点から、基礎造形教育の源流と言えるバウハウスの教育とはそもそも何だったのか、今日に至る造形教育にどう影響を及ぼしたのかを解説して頂きました。教育関係に携わっている多くの会員の皆様には大変有意義なシンポジュウムだったと思います。引き続き行われた懇親会には会津市長の挨拶、さらには迫力の鶴ヶ城太鼓の催しもあり、大いに盛り上がりました。
 二日目は午前9時から2会場に分かれて18 件もの口頭発表、昼食をはさんでギャラリートークが行われました。作品展示は韓国基礎造形学会からも122 点にも及ぶ作品参加がありました。引き続き総会・表彰式が行われ、次回の西宮大会(大手前大学)での再会を誓い無事大会を終えることができました。本学会も20 年を迎えさらな飛躍が期待できる充実の大会だったと思います。
 最後になりましたが高橋委員をはじめとする実行委員の皆様の労に感謝いたします


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会津若松市:会津鶴ヶ城

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