■第36回香川大会のご案内【最終報】 |
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大会実行委員長:尹智博
第36回香川大会を、2025年8月23日(土)・24日(日)の日程で、高松市美術館/サンポートホール高松で開催いたします。下記のとおり、最終のご案内をさせて頂きます。
香川大会のテーマは「アートプロジェクト×教育×基礎造形」です。シンポジウムでは、戸矢崎満雄氏(神戸芸術工科大学/名誉教授)、柴田悠基氏(香川大学/講師)、白木栄世氏(森美術館/ラーニング・キュレーター)の3名のパネリストをお迎えし、多角的な視点から基礎造形における「アートプロジェクト」や「教育」についての活動紹介、そして座談会を開催致します。
本大会では、多くの皆様からの参加また発表申込があり、大会参加者76名(海外からの参加者8名)、国内の作品発表数43点、口頭発表数29点、ポスター発表数4点、海外の作品発表数305点、ポスター発表数15点となりました。
学会における研究交流がますます深まることを期待し、四国の地で皆様をお待ちしております。
◆第36回日本基礎造形学会香川大会
○大会テーマ: 「アートプロジェクト × 教育 × 基礎造形」
○大会会期:2025年8月23日(土)〜 24日(日)
○大会会場:8月23日(大会1日目) 高松市美術館(〒760-0027 香川県高松市紺屋町10-4)
8月24日(大会2日目) サンポートホール高松(〒760-0019 香川県高松市サンポート2-1)
○国内作品展:2025年8月23日(土)〜24日(日) 高松市美術館 市民ギャラリー
○海外作品展:2025年8月22日(金)〜24日(日) サンポートホール高松 市民ギャラリー
○懇親会会場:2025年8月23日(土) リーガホテルゼスト高松(〒760-0025 香川県高松市古新町9-1)
◆大会スケジュール
第1日目:2025年8月23日(土)
12:30 - 13:00 受付(高松市美術館)
13:00 - 13:15 大会開会式
13:15 - 15:15 シンポジウム
15:15 - 15:30 写真撮影
15:30 - 16:00 ポスター発表
16:10 - 17:10 作品発表
[懇親会会場まで各自移動]
18:00 - 20:00 懇親会(リーガホテルゼスト高松)
第2日目:2025年8月24日(日)
9:15 - 9:30 受付(サンポートホール高松)
9:30 - 12:50 口頭発表
12:50 - 14:15 昼食
14:15 - 15:15 総会/表彰式
15:15 - 15:25 閉会式
[高松市美術館まで各自移動]
15:5 - 16:00 作品撤去/梱包/搬出
◆シンポジウム:「アートプロジェクト × 教育 × 基礎造形」
パネリスト1:戸矢崎 満雄(とやざき みつお)氏 <神戸芸術工科大学/名誉教授>
活動紹介1:瀬戸内国際芸術祭とアートプロジェクト
[瀬戸内国際芸術祭2013]に香川県旧沙弥小中学校を会場とし、『沙弥島アートプロジェクト by 神戸芸術工科大学』による複数のインスタレーション作品を現地制作した。2016年は同会場で異なる作品、2019年には瀬戸内国際芸術祭(県内連携事業)として会場を瀬居島に、2022年は使われない幼稚園を会場として制作発表を行なう。いずれの場合も、芸術祭の趣旨に従い、サイトスペシフィックを重視し、地元住民との共同によるアートプロジェクトとして行なう。特にリサーチのために、2018-2021年度科研『与島五島における伝統文化の持続的継承と発展に関する基礎研究』を取得し、数知れず現地に向かい、記録冊子『与島五島の伝統文化とアートプロジェクト』を刊行した。
パネリスト2:柴田 悠基(しばた ゆうき)氏 <香川大学/講師>
活動紹介2:香川県・東京藝術大学・香川大学 瀬戸内海分校プロジェクト
香川大学創造工学部造形・メディアデザインコース講師。専門は現代美術およびアートプロジェクト。2009年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科助教を務め、2017年より現職。現代美術と科学、地域社会との接点に関心を持ち、瀬戸内海の島嶼部を主なフィールドとしてアートプロジェクトを実践している。環境・記憶・歴史を軸にした作品制作と協働の場づくりを通じて、芸術の社会的機能と共創の可能性の探究を行っている。
パネリスト3:白木 栄世(しらき えいせ)氏 <森美術館/ラーニング・キュレーター>
活動紹介3:現代美術館は、新しい「学び」の場となり得るか?
森美術館ラーニング・キュレーター。2006年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了。2003年より森美術館勤務。展覧会に関連するシンポジウム、アーティストトーク、ワークショップなどのラーニング・プログラムの企画・運営を担当。あらゆる人が「その人らしいまま」で鑑賞できる場づくりを重視し、ファミリー・プログラム、学校プログラム、アクセス・プログラムなど、多様なプログラムを行う。学校プログラムでは先生方と対話しながらオーダーメイドでプログラムを企画し、美術館と教育の現場をつなぐ。その活動は、美術館を誰もが利用できる開かれた学びの場として機能させることを目指している。
◆会場案内
「高松市美術館」はJR高松駅から徒歩13分程度/「サンポートホール高松」はJR高松駅から徒歩1分程度

◆香川大会実行委員 ※敬称略
大会実行委員長、会計:尹智博(香川大学)
大会事務局:谷口文保(神戸芸術工科大学)
口頭発表担当 :井上龍彦(姫路大学)
作品発表担当:児玉太一(倉敷市立短期大学)
表紙デザイン・概要集担当:高台泳(神戸芸術工科大学)
国際交流担当 :李知恩(北海道教育大学)
会場運営担当 :吉岡千尋(神戸松蔭大学)、川口奈々子(高知学園短期大学)、河西紀亮(満濃中学校)
渡邉操(岡山県立大学) 、古草敦史(香川大学) 、吉川暢子(香川大学)
◆問い合わせ先
〒651-2196 兵庫県神戸市西区学園西町8-1-1 神戸芸術工科大学
第36回日本基礎造形学会香川大会事務局 谷口文保
f-taniguchi【a】kobe-du.ac.jp(メール送信の際は【a】を@に変換してお送りください)
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